不動産のチラシも立派な売却活動!高く売るためにどうアピールしていくか
チラシを作成して売却物件をアピールする方法は古いと考えてしまいがちですが、近隣住民に売却物件の存在をアピールするための方法として、ポスティングは有効です。現在の住宅に何かしらの不満を持っている人や、賃貸マンションから戸建て住宅に住み替えたいと考えている人にターゲットを絞ってみましょう。
売り出した不動産のチラシを作る効果はある?
近隣住民が興味を示してくれる可能性が高いので、チラシを作成してみましょう。
近隣住民に売却物件の存在をアピールできる
遠方に住んでいる人よりも、近隣住民に売却物件をアピールするほうが有効です。その理由は、地域の特性や相場などを良く知っているからです。また、普段からインターネットなどで、近隣の売却物件の情報を確認している人が少ないので、近傍に売却物件があると興味を示す確率が高くなります。特に価格が高く設定されていなければ、そのまま購入してくれる可能性が高いので、諦めずにアピールしましょう。
ポスティングの回数を増やすと効果的
1回だけのポスティングよりも、何回もポスティングするほうが効果的です。何度も情報に触れることで、人間は興味を示すようになっています。特に、現在の住宅に不満を持っている人や、賃貸マンションから戸建て住宅に住み替えたいと考えている人に有効です。ポスティングするエリアは、ファミリー層が多く住んでいるマンションの住人や、自宅の近くに親の介護のために、もう一軒住むところがほしいと思っている人などに訴求すると良いでしょう。
不動産をより魅力的に見せよう!チラシ作成のコツは?
より魅力的な物件となるように、アピールポイントをしっかり盛り込みましょう。
瑕疵担保責任保険について
物件を売却した後に、物件に不具合や故障などが発見されることがあります。中古物件は新築物件よりもそのリスクが高いので、購入をためらってしまう人がいます。しかし、瑕疵担保責任保険が付いていると、補修費用を負担してもらえるので、購入のハードルが低くなり、十分なアピールポイントになるでしょう。
インスペクションについて
こちらは、十分なアピールポイントになります。中古物件では、建物の構造に不安があるのではないかと思われてしまいます。しかし、売り出す前にインスペクションを実施していると安心材料になるでしょう。インスペクションの結果をチラシに掲載しましょう。
チラシに書くべきことと書いてはいけないこと
チラシを作成するにあたり、気を付けておかなければいけないことがあります。誤った情報を買主や購入希望者に伝えないようにしましょう。業者の不信感にも繋がってしまいます。
チラシに書くべきこと
建築などに制限がある場合は、チラシに記載しなければいけません。たとえば、古屋や廃屋などがあるとき、崖下や崖上に物件があるとき、高圧線の下に物件があるときなどです。
チラシに書いてはいけないこと
チラシを手にした人に売却物件に興味を持ってもらいたい気持ちはありますが、過度な表現は禁止となっています。
まず、まったく手落ちがないことを意味する表現です。たとえば、完ぺき、絶対、万全などです。
次に、競合他社よりも優位に立つことを意味する用語です。たとえば、日本一、日本初、業界一などです。
そして、著しく安いという印象を相手に与える表現です。たとえば、格安、激安、バーゲンセールなどです。無意識にこれらの用語を使用してしまいがちですが、過度な表現を用いるときは、合理的な根拠を示す資料を有している場合以外は避けましょう。
まとめ
チラシを作成するときは、アピールポイントがあればしっかり盛り込みましょう。また、チラシを作成するときに、書くべきことと書いてはいけないことがあるので気を付けてください。そして、1回だけのポスティングではなく、何回もポスティングすることで、売却物件にさらに興味を持ってくれるでしょう。成果が出るまで諦めずに取り組んでください。