不動産買取なら内覧が不要になる!
千葉の不動産売却には主に業者が間に入って買い手を探す仲介、会社が直に買う買取があります。どちらでも窓口は不動産業者ですが、売却方法や流れがかなり違っています。仲介であれば買い手に物件の内覧をしますが、この点、不動産買取であればありません。ここでは買取の特徴や仲介との違い、流れなどを紹介していきます。
不動産買取の特徴と仲介との違いについて
不動産を千葉で売るときには一般的には不動産会社に依頼し、仲介または買取をしてもらいます。不動産買取であれば、会社が直接、住宅やマンションなどを買い取ってくれますので広告や内覧などの販売活動を行うことはなく、会社は買い取った後にリフォームなどをして再発売します。
仲介であれば不動産会社を通して第三者の主に個人に対して売却を行い、業者はマンションなどの買主を探す立場になり、そのときに新しい買主を見つけるため広告や内覧などが必要です。仲介であれば買い手を探すために時間が必要ですので、価格や条件で違いますが一般的に一戸建てやマンションの売却には2~3ヶ月程度かかるといわれています。
これが買取であれば、期間がかなり短くなり、通常でも数週間程度で終わりますのですぐにでも売って現金化したいときに向いています。直接売却しますので仲介手数料も不要です。この手数料は取引額で違いますが数十万円かかることも多く経済的な負担を減らせます。
仲介であれば購入希望者の内覧があり、買主が決まるまでは何回でもこの準備と時間を取られることになります。買取であれば不動産業者が1回行うだけですので手間や時間も省け、買い手を探すための広告を出すこともありません。いろいろな理由で売ることを知られたくない人には、こちらの方が都合はよいでしょう。
千葉で不動産買取に向いている物件について
千葉県で仲介、または買取のどちらを選んだ方がよいかを判断することは難しいものです。前提として、すぐにでも早く売却して現金化したいときや誰にも知られず家やマンションを売りたい、移住予定がない物件を相続したときには買取が向いています。
他にも築年数が30年以上経過した古い物件、旧耐震・事故物件など買い手が見つかりづらい場合は、長年仲介に出していても買い手が付かないことがあります。築年数が古く1回もリフォームをしたことのない家やマンション、事件が起きた物件などは一般的な売却方法では買い手を見つけることは難しいです。
これも買取では、古い一戸建てであれば取り壊して更地で売却したり、古いマンションなどもリフォームやリノベーションなどをしたりと、不動産会社がすべて対応しますので売主が修繕や手を入れる必要もありません。
逆に仲介の方がよい場合は、時間に余裕があり少しでも高額で売りたい場合です。人気エリアや最新設備、管理状態のよいマンションなどは不動産会社が売却価格を決める買取と異なり、査定した価格を基本に自分で売却価格を決められます。駅が近い場所や人気エリアなど購入希望者のニーズが高い物件であれば、価格を上げた募集も可能で、価格が高騰している時期であれば想定しているより大きな利益が出る可能性もあります。
買取と仲介の主な流れと査定について
千葉県で不動産買取を依頼すると査定を約2週間から1ヶ月、仲介であれば3ヶ月ほど行います。査定は固定資産税評価証明書・記済権利書(または登記識別情報)、建築設計図・地積測量図・耐震診断報告書といった書類などが必要ですので、依頼する前に準備をしておきましょう。査定には机上と訪問の2種類がありますが、的確な買取価格が提示されるものは訪問です。
できれば複数の不動産会社へ見積もり査定を依頼して、比較した方がよいでしょう。買取金額やスケジュールが決まれば契約を締結しますが、家財道具・空調設備などの処分の有無、不動産や現金引き渡しの時期はいつかも相談します。これらはトラブルになりやすいことですので、口頭ではなく文書に残した方がよいでしょう。
契約を締結すると物件引き渡しと売却金の受け取りを行い、引き渡し日を迎えるまで抵当権抹消手続き、管理会社や公共企業への手続き、引っ越し準備なども行います。査定から引き渡しまで仲介よりも期間が短くなりますので、自分で準備をしなければならないも多く、この期間は思っているより忙しくなると予測できます。依頼した不動産会社へわからないことも相談しながら、スムーズにすすめていくことがおすすめです。
不動産買取を千葉で業者へ依頼すると、仲介よりも短い期間で売ることも可能です。家の広告や内覧などもありませんので、その時間や手間のかかる心配などもないことが魅力です。とくに古い物件や何か事故があると買い手が見つかりづらいので、そのような物件には買取の方が向いています。