ご近所さんにバレずにこっそり家を売却する方法ってある?
誰にも知られずに不動産を売却する方法は、業者に買取ってもらうしかありません。買主を募ることなく不動産を現金化するには、不動産業者に依頼して買取ってもらう方法しかないのです。デメリットは相場より少し安くなってしまうことですが、それを上回るメリットを感じる方も多いはず。ほかにもメリットが数多くあるのが不動産買取です。
不動産の一般的な売却方法
不動産業者に依頼して買い手を探してもらう媒介契約を結ぶ(仲介を依頼する)のが、もっとも一般的な売却方法です。依頼された不動産業者はHPやチラシに掲載して買い手を募集します。
売却に成功したら、売主は不動産業者に売却金額の3~5%に一定額を加えた手数料を支払います。
急いで売るなら専属・専任媒介契約がおすすめ
媒介契約は3種類ありそれぞれに特徴がありますが、時間がかかってもよいから納得できる価格で売りたいなら一般媒介契約がおすすめ。同時に複数の不動産業者に依頼して、買い手を見つけて貰う方法です。時間をかけずに売却したいなら、1社だけに依頼する専属・専任媒介契約がよいでしょう。
契約期間は3か月と定められているため、不動産業者はその間に買い手を探そうとするうえレインズへの登録の義務も生じます。レインズとは、全国の不動産業者が利用する売出中の不動産のデータベースのこと。間接的にではありますが、ほかの業者も売出しに参加してくれることになるからです。
媒介契約はご近所さんに知られやすい
不動産のプロが買い手を探してくれる媒介契約は、もっともポピュラーな売却方法です。しかし仲介手数料を支払う以外にも、以下のようなデメリットがあることも把握しておく必要があるでしょう。
売出中であることを多くの方に知られてしまう
不動産業者は買い手を広く募るために、HPやチラシなどにあなたの不動産を掲載するので、ご近所さんの知ることになるでしょう。
比較的スピーディーな売却が期待できる専属・専任媒介契約でも、3か月ほどは多くの媒体に掲載されるため、いらぬ詮索を受け続けることになるかもしれません。
内覧に対応しなければならない
購入希望者が現れたら、内覧の対応を行わねばなりません。内覧とは家がどのような状態であるかを見せること。生活感が強く漂っていては売れるものも売れないので、そのたびに掃除・整理整頓は必須です。一般に不動産が売れるまでに必要な内覧は5~10回、かなり面倒なだけでなく「あの家、最近お客さんが多いわね」といったヒソヒソ声が聞こえてきそうです。
即時買取を選択すればスムーズに売却が可能!
ご近所さんのいらぬ詮索や噂話のタネにならずに、スムーズかつスピーディーに不動産を売却したいなら、買取という選択肢を考えてもよいでしょう。
不動産業者に売却して終わりのため、こっそりと売ることができるほか、後から物件に不具合が見つかったなど、買主からクレームがくる心配もありません。すぐに現金を手にできるのです。
買取のデメリットは安くなること
不動産業者による買取は魅力的ですが、メリットばかりではありません。唯一にして最大のデメリットは、相場より少し安くなってしまうことです。
また買主を募集しても売れなかった場合に、不動産業者が提示額で買取ってくれるという買取保証という制度もあります。近所の方に知られないという目的は達せられないものの、あらかじめ定められた金額が手に入る安心感は大きいでしょう。
市場価格より安くなってしまうとはいえ、買取価格を少しでも上げたいなら、複数の不動産買取業者に査定を依頼することをおすすめします。結果を比較して高いところに売ればよいのです。幸いなことに千葉県内には、このHPに掲載されているところを始めとして、不動産買取業者が多数あります。とりあえずお近くの不動産買取業者から、査定依頼を始めてみましょう。