土地の買取・売却にお悩みの方
不動産会社がすべて不動産物件の買取を行っている訳ではないように、すべての不動産会社が土地買取を行っている訳ではありません。しかし土地買取を行っている会社は数多く存在します。それは土地売却についても同じです。
残念ながら、中には土地売買で詐欺事件を起こすような会社もあります。宅地にできない土地を買主にロクな説明もせずに売ろうとする会社もあるかもしれません。そんな会社に引っかかってしまい、売主が後々、責任を負わされてはたまらないですよね。
また、土地にもいろいろな種類・状態があり、事前にしっかり知っておかなければ買取依頼の際、売主の不利になることもあるでしょう。この記事を読んで把握しておいてほしいと思います。
売れる土地売れない土地…土地の種類も様々!
日本には「地目」という土地の種類が存在します。不動産登記法が定める地目は何と23種類!ここではわたしたちに関わりの深い4種類についてご説明しましょう。
① 宅地
市街地の多くは「宅地」とされています。住宅やお店に最適な地目で、もっとも売りやすいです。
② 田畑
ただしくは「田んぼ」と「畑」に地目が分かれています。田んぼは宅地として利用することも不可能ではありませんが、田んぼによっては農地法で制限されます。畑は放置されている場合などは再販可能な場合もあります。よく確認しましょう
③ 山林
土砂災害警戒区域の指定を受けているケースもあり、都市計画法によって宅地などに転用できない土地もあります
④ 雑種地
もっともなじみの無い地目かもしれません。どの地目にも分類できない土地のことです。意外なことに宅地転用も可能。しかし、使用されてないケースも多いので地盤や安全性については買主の理解が必要です
そのほか、土地自体の問題で売りにくい事情もあります。
■隣地との境界問題がある
■周辺施設に問題がある(汚水処理場や暴力団事務所の存在)
■土壌汚染・地盤沈下などの問題がある
■開発予定地にある
しかし、買手の需要が薄いエリアにあることや、土地が変形で使用しにくいなどの問題は逆手に取って売れる場合もあります。新しいニーズの創出によって個性的な物件を建てることもできるからです。
以上、所有する土地の種類や問題点をよく把握した上で価格を想定し、買取依頼・売却を考えましょう。
人気のエリア、土地相場など
千葉県もエリアによってさまざまなのは既述のとおりです。ベッドタウンで都心までの通勤に便利な駅に近い土地や、生活上の利便性の高いエリアが人気。人気順に浦安市内で平米あたり300万円前後、市川市内で250万円前後、船橋市・松戸市・習志野市内で170万円前後、柏市・千葉市内が150万円前後が相場といったところでしょうか。
しかし、都心から遠いリゾートエリアであれば、利便性よりも買主のニーズが優先されます。リゾート感の低い駅前や住宅地よりも、不便でも海辺や人里離れた山中や田園地帯の土地のほうがニーズが高いこともある訳です。
しかし、館山、白浜、千倉などは房総の中でもむかしからとりわけイメージがいい別荘地ですから、土地は高目に売れると思われます。そして人気のレジャー施設やレジャースポットの有無も土地の価値を左右することは間違いないでしょう。
まとめ
以上、土地について、その売買に関わることについて、書かせていただきました。土地を売る上での基本となる知識ですので、頭に入れておいていただきたいと思います。
お手持ちの土地の特徴や価値をできるだけ正しく把握されることで、有利な買取依頼・売却が可能になります。房総スタイルなど当比較サイトで紹介している不動産会社の中には、家だけでなく土地も買取ってくれる業者が多数あるので。希望の価格にできるだけ近く売れますよう、お役立てくださいませ。