空き家で放置すると損をする!?
「両親が亡くなって実家を相続したけど、自分は持ち家を持っている…。」現在、そんな悩みを抱えた方が増えています。「不動産は資産だから持っていて損はない」そう思っていませんか?実は空き家は所持しているだけでは損になってしまうんです。
空き家を放置することでどのようなデメリットがあるのか、空き家の買取を行っている不動産会社はあるのか、知っておけば空き家を所有することで損をすることはありません。
空き家を放置するデメリットとは?
「両親が亡くなり、実家にだれも住んでいないけど相続してしまった。」放置してしまっている空き家はありませんか?
空き家を放置するとかなりのデメリットが発生してしまいます。では、具体的にどのようなデメリットがあるのか?詳しく紹介していきます。
デメリット① 固定資産税を余分に支払うことになる
誰も住んでいなくても、不動産を所有している場合には固定資産税を払わなければなりません。あなたがもし持ち家を持っていた場合には2軒分の税金を納めることになります。
また、放置しすぎて近所からのクレームがあったり、行政が危険とみなした空き家は固定資産税が軽減される優遇対象から外れ、税率が上がる可能性もあります。
デメリット② 建物の老朽化やごみの不法投棄により危険が増える
「家は呼吸する」という言葉を聞いたことがありますか?人が長い間住んでいない物件は手入れが行き届いていないので、ほこりがたまり、外壁や屋根の老朽化が進んでしまいます。
建物自体の耐久性が損なわれてしまい、倒壊の恐れがあります。倒壊した空き家によって通行人がけがをしてしまった場合には、所有者に責任が問われます。
また、ごみの不法投棄や壁などへの落書きが増えていきます。たばこのポイ捨てによる火事に繋がる可能性もあり危険です。このごみや落書きの処分も所有者の仕事であり、ごみ回収などにも余分な出費がかかってしまいます。
デメリット③ 価値が下がる
放置によって老朽化してしまった不動産は価値も大幅に下がってしまいます。もし売却をする場合には、安い値段で売りに出すか、解体をして土地を売るかの2択になってしまいます。
解体にかかる費用は自己負担になりますので、所有者であるあなたが損をしてしまいます。
空き家を買取ってくれる不動産も増えている
空き家を放置するデメリットがわかったところで、買取ってくれる不動産会社があるのかが気になりますよね。最近は、リフォーム・建て替え不要、シロアリ被害の家でも買取可能な空き家の買取を専門とした不動産会社も増えています。
買取った空き家の外観や良さをそのままに、住みやすくリフォームを行い販売する不動産会社も多数あります。自分が生まれ育った家を壊してしまうのを避けたい方はこのような買取方法を行っている不動産会社を探してみてはいかがでしょうか。
空き家を放置するデメリットで紹介したように、なるべく早く不動産会社に買取ってもらうことで、空き家の価値もそう下がることなく手放すことができます。長い間放置してしまっていた場合でも、一度相談してみて下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか。相続したけど使っていない、そんな不動産はありませんか?空き家を放置してしまうと主に金銭面で損をしてしまうことが多いですね。
放置されている空き家を拠点として犯罪を犯すものもいる世の中です。たとえ住んでいなくても、その不動産の所有者であるあなたの責任になってしまうので注意してくださいね。
実家が遠方で誰も使っていない、とりあえず持っているけど管理していない、そんな空き家がある場合は不動産買取を検討してみてください。