狭小地の買取は難しい?成功させるためのポイントと注意点を解説!
売主なら不動産を高く売却したいのが本音ではないでしょうか。しかし、狭小地の買取は難しい、とよく耳にします。そこで今回は、狭小地の買取を成功させるためのポイントと注意点を詳しく解説していきます。もしも、あなたが狭小地のことで悩んでいるならぜひ、参考にしてください。
狭小地の買取は難しい?
狭小地とは、土地が15坪以下で複雑な形をしていることが多く、建築できる家も限られてしまいます。また、再建築ができない理由からなかなか好まれることがありません。しかし現在では、狭くても都心に住みたい方やコンパクトな住まいで十分と思える方も多く、需要があることも事実です。
たとえば、東京や神奈川、埼玉あたりの利便性の良い土地であれば高額な場合もあるでしょう。ですから狭小地と土地だからといって買取が難しいと一概にはいえないのです。
狭小地でも買取を成功させるポイント
不動産を高く売却することは、立地の良い物件であればそれほど難しくはありません。しかし、狭小地のように土地が狭く建物を建てる場合に間取りが悪くなってしまえば、なおさら人気はなくなってしまうでしょう。
そこで今回は、狭小地でもできるだけ高く買取を成功させるポイントについて解説いたします。
買主に気に入ってもらえるようにアピールする
例えば、すでに家が建っている場合にはお部屋を内見してもらうのもポイントです。狭い土地でも十分に生活ができることをアピールすることで買主もイメージが付きやすいからです。ここで注意しなければならない点は、部屋が散らかっていたり、不潔な水回りですと買取が難しくなりますので、きれいな状態でアピールされると良いでしょう。
立地の良さをアピールする
一番の有益なアピールは、最寄駅から近いことや周辺環境の良さを伝えることです。例えば、最寄駅から徒歩5分と明確に数字を伝えることです。また、買い物する際はこのスーパーが安くておすすめなどと、買主が何を求めているのかを把握して、積極的にアピールしましょう。
更地にして売却することも検討してみる
買主の中には、建物が付いている土地よりも更地にしてもらった方が活用できる場合もあります。解体する費用がかかりますが、更地にして売却することも検討されると良いでしょう。しかし、多くの場合再建築ができないこともありますので必ず建築確認は必要です。
狭小地の買取を成功させるための注意点
狭小地の買取を成功させるためには、いくつかの注意点を知っておかなければなりません。例えば、無計画な解体やリフォームをしてしまうことで大きな失敗につながってしまいます。建物の解体には、費用がかかります。土地の広さと建物によりますが、おおよそ100万円前後を目安にされるとよいです。
まずは、狭小地の土地の相場を調べることがとても大切です。近隣の土地の相場を調べてから売り出し価格を決めることです。
狭小地の場合、更地にしてもさほど高く売れない場合があります。ですから、建物を解体するメリットがあるのか信頼できる不動産会社と良く相談してから行うことがとても大切です。狭小地の買取価格をできるだけ高くするためには、近隣の土地の相場を調査することは必須だと考えておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。狭小地の買取は難しいように思えますが、じつは、成功させるためのポイントがありました。狭小地とは、土地が狭く複雑な形をしていることが多いため、敬遠されることが多いです。
しかし、近年では、狭くても立地条件が良い土地は高く買取されることが多いです。都心に住みたいけど高くてなかなか住めない方は、このような土地を探しているので需要があるのです。
また、買主に立地条件をアピールしましょう。無計画な解体やリフォームをしてしまうことで大きな失敗につながってしまうことがありますので注意してくださいね。もし、あなたが狭小地の買取を検討されているのであれば、難しいと思わず一度信頼できる不動産会社に相談されると良いでしょう。