一戸建ての買取・売却にお悩みの方
「新しい住まいを購入して住替えたい」「こどもとの同居した」「親から相続したけど住む予定が無い」などで不要になった一戸建はどうすればいいの?そんなお悩みをお持ちの方もいらっしゃることと思います。
「住まなくなった家は賃貸すればいい」という考え方もありますが、遠方に住んでいる場合には何かとめんどうもありますし、近くに住んでいたとしても管理はなかなか大変です。借り手が見つからない空き物件も多い時代。売ってしまったほうがいいと考える方が多いのではないでしょうか。
「売るとしたらどれくらいで買取ってくれるの?」「どういった場所が人気なの?」そんな疑問にお答えします。一戸建ての買取や売却でお困りの方、参考にしていただければ幸いです。
売れる戸建売れない戸建…一戸建ての種類も様々!
一戸建ては永住する覚悟で購入することがほとんど。買主も検討しなければいけないことが多く慎重になりますので、売却の場合、すぐには売れないことも多いです。少なくとも半年はかかると考えたほうがいいと思います。
したがって、いま住んでいる一戸建てを売って、新しい住まいを購入したい方で「新しい家に目星を付けているので、ほかのひとに買われる前に早急に購入したい」という場合は、不動産買取業者に買取ってもらうほうがいいでしょう。売却の場合、半年経っても「売れない」という恐れがありますから。
そして、売れやすい家もあれば売れにくい家もあります。立地的に便利、周辺環境がいいなど、ロケーションに恵まれている場合、建物が新しい、構造・機能や間取りがいい、デザインがいいなど建物そのものがいい場合は売れやすいでしょう。その逆は売れにくいということになります。
ロケーション的には駅から徒歩で15分以上かかる物件。構造や機能面で言えば、1981年5月末までの「旧耐震基準」で建てられているのに補強工事をしていない家、建築違反や既存不適格建築を疑われる家は買主が住宅ローンを組めないおそれがあるため、敬遠されやすいです。
「掃除やメンテナンスがラクな家でくらしたい」「老後を考えてバリアフリーの家に住みたい」「耐震強度を重視している」という方には平屋が好まれ、部屋数やプライバシーを重視する方には敬遠されることが多いです。平屋だから、2階建て・3階建てだから売れやすい・売れにくいということはなく、このあたりは買主のニーズ次第と言えるでしょう。
人気のエリア、買取相場など
一般的な住宅としては住宅街にある、千葉県内でも都心までの通勤が便利なエリアがもっとも人気です。相場は浦安市、市川市、船橋市、松戸市、習志野市、柏市、千葉市あたりで2000万円~7000万円がメインの価格帯と言えるでしょう。
路線ごとの価格帯ですと都営新宿線、東京メトロ東西線で3000万円~7000万円、つくばエクスプレス、JR武蔵野線沿線で2000万円~6000万円。人気の駅で言うと5路線が乗入れ、東京メトロ東西線始発駅の西船橋駅利用エリアで4200万円前後、3路線が乗入れ、都営新宿線の始発駅にあたる本八幡駅利用エリアで4100万円前後のようです。
まとめ
いかがでしたか。土地相場は比較的はっきりとしますが、一戸建ての相場は建物そのものの価値によって変わってしまうので、ざっくりとした表現しかできないところがあります。また、わたしが見た資料が複数であるため、数字的な矛盾もありますが、ごのあたりでご勘弁いただければと思います。
また、買取エリアが広かったり、地元に根ざした不動産業者であれば、多様な価値観を持つ買主にアピールできるので相場より高値での買取も期待できます。また、リゾート物件としての価値も考慮されるので、人気エリア以外の物件も思わぬ金額で買取や売却ができることもあるでしょう。