住み替えるなら資金計画が必要！不動産買取後に注意したいポイント

家を住み替えるとき、とても大切なのが資金計画です。間違った資金計画を立ててしまうと、今後の生活が苦しくなってしまう可能性があります。それを防ぐためにも、無理のない資金計画が大切なのです。今回は、家を住み替えるときにどのような資金計画を立てたらいいか、詳しく解説します。

売却後の生活を考えよう！

家の住み替えは、決して簡単ではありません。住み替えて終わりではなく、その先もずっと住み替えた家で暮らしていくのです。そのため、家を住み替えるときは、現在の家を売却したあとの生活を考えた上で、無理のない資金計画を立てなければいけません。

また、家を住み替えるときに必要な費用は、家の購入費だけではありません。そこでまずは、家の購入費以外にかかる費用について解説します。

■ 現在の家を売るときに必要な費用

現在の家を売却する際は、不動産会社へ支払う仲介手数料、専門家に登記手続きを依頼するときにかかる登記費用、不動産売買契約書に貼り付ける印紙税、不動産を売却して得た課税譲渡所得、住宅ローン返済に関わる費用、測量費用、建物取り壊し費用などがかかります。今の状況を確認して、自分はどのくらいの費用がかかるか把握しておきましょう。

■ 新居を買うときに必要な費用

新居を買う際は、不動産会社に支払う仲介手数料、専門家に登記手続きを依頼するときにかかる登記費用、住宅ローンの頭金、不動産売買契約書や住宅ローン契約書に貼り付ける印紙税、不動産取得税、固定資産税、都市計画税などの費用がかかります。そのほか、新居への引っ越し費用も忘れてはいけません。こちらも新居の購入費と別で必要になるため、頭に入れておいてください。

住み替えの資金計画の立て方とは

家を住み替えるときの資金計画は、一体どのように立てればよいのでしょうか？ここからは、家を住み替えるときの、資金計画の立て方をご紹介します。資金計画は、購入先行型と売却先行型の2つに分けられます。それぞれの特徴を見ていきましょう。

■ 購入先行型

購入先行型は、現在の家を売る前に新居を買うという計画です。購入先行型の大きなメリットは、仮の住まいが必要ないことです。ただし、購入先行型の場合、現在の家がいくらで売れるかわからないまま新居を買うため、資金に余裕がないと厳しいでしょう。場合によっては、売却代金を新居の購入費用にまわすことができない可能性もあるので、注意が必要です。

■ 売却先行型

売却先行型は、現在の家を先に売ってしまうという計画です。先に家を売るため、売却代金を新居の購入費用にまわすことができ、確実な資金計画を立てられます。ただし、現在の家を売りに出してから新居に引っ越せるようになるまでの間に生活する仮の住まいが必要になることがあります。

現在の家を売りに出したら、仮の住まいに引っ越し、新居を無事購入したら、新居に再び引っ越すという流れです。売却先行型の場合は、仮の住まいは必要か、必要な場合はいくら必要か確認し、その分の費用を確保しておかなければなりません。

信頼できる不動産会社に相談してみよう

家を住み替えるための資金計画は、家族だけで考えるには少し不安です。そこで、信頼できる不動産会社に相談してみることをおすすめします。

家の住み替えにはどのくらい費用がかかるのか、住宅ローンの残債はどのくらいあるか、現在の家がいくらで売れるか、新居を購入するにあたって住宅ローンは無理のない返済額かどうかなど、確実な資金計画を立てられるよう、不動産会社にサポートしてもらいましょう。

家を住み替えるにあたり、無理のない資金計画は必須です。現在の家を売るときと新居を買うときは、それぞれで色々な手続きが必要になり、諸費用も多くかかります。そのため、不動産会社に相談しながら資金計画を進めていくことをおすすめします。無理のない資金計画を立てることで、住み替え後も安心して暮らしていくことができるでしょう。

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