売却に関係はある?デベロッパーとはどんなことをする会社なのか
不動産業界の「デベロッパー」という言葉の意味をご存じですか?聞いたことがあってもいまひとつ意味が分かっていない人は少なくないでしょう。今回の記事ではデベロッパーの意味やどんなことをする会社なのかなどについて分かりやすく解説していきます。不動産の購入や買取、売却について詳しく知りたい人は、ぜひ最後までご覧ください。
デベロッパーとは
不動産の事業は大きく分けて「開発」「販売」「管理」「仲介」の4つに分類することができます。
今回紹介する「デベロッパー」は開発事業を手がけている企業のことです。ほかの企業や機関と連携をとりながら土地の取得から企画・開発・施工管理、販売事業までを業務として行っています。デベロッパーの仕事は多岐に渡り、業務内容が多いことが特徴です。
また、「デベロッパー」と「ゼネコン」の違いについても紹介します。
デベロッパーの仕事内容
デベロッパーの仕事内容は、「土地取得」「企画・開発」「販売」「管理」があり、各担当者がチームを結成して開発案件、事業を進めていきます。
デベロッパーの仕事は不動産の開発業者である「企画側」です。ちなみに「ゼネコン」は工事を請け負う会社であり、デベロッパーとは異なります。
マンション業界のメジャーセブンとは
マンションの購入を検討した人、あるいはマンションを購入した人の中には「メジャーセブン」という言葉を聞いた人がいるのではないでしょうか?
メジャーセブンとは、新築分譲マンションでシェアを占める大手のデベロッパー7社が連携し、新築マンションの販売情報などを提供しているポータルサイトのことを意味します。
メジャーセブンの構成会社
メジャーセブンの構成会社は、住友不動産株式会社、野村不動産株式会社、東急不動産株式会社、東京建物株式会社、東京建物株式会社、野村不動産株式会社、三井不動産レジデンシャル株式会社、三菱地所レジデンス株式会社といった一度は聞いたこのある大手企業です。大手デベロッパーの企業が名を連ねて構成しています。
ブランド力があるデベロッパーのマンションほど高く売れやすい?
マンションが高く売れる要素はたくさんあり、そのひとつの要素として「ブランド力があるデベロッパー」があります。マンションは洋服や時計などの装飾品と同じようにブランド力が価格に影響するものです。大手の不動産会社が手がけているマンションほど、ブランド力があり人気が高いのが特徴。先ほど紹介したメジャーセブンを構成している企業が手がけたマンションの中には「ブランドマンション」と呼ばれるものもあります。
ブランド力があるマンションほど高く売れる要素のひとつです。理由は大手の企業が手がけたという安心感が購入者にとって重要視されている点があるから。大手の企業以外にも性能のよいマンションも少なからずありますが、大手のブランド力という大きなパワーは絶大だといえるでしょう。
まとめ
ここまで、デベロッパーについて分かりやすくご紹介しました。デベロッパーの仕事は多岐にわたり、不動産業界を支えています。都市の街づくりや大きな不動産開発に積極的にたずさわっている企業のため、今後もどこかで目にする機会があるでしょう。マンションの売却・買取を検討している人も、大手のデベロッパーが手がけたマンションほどブランド力があるため、気になる人もいるはずです。大手のデベロッパーは複数社あるため、会社の特徴や会社が強みとしているところを見てみるのもよいのではないでしょうか。不動産の購入や売却・買取を検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。