不動産を売る際の電気・ガス・水道を止めるタイミングはいつ?
千葉で不動産を売る場合、問題になってくるのが電気やガス、そして水道を休止するタイミングです。タイミングを間違えると不動産の価値を下落させることにもなりかねないので、十分に気をつけておかないといけません。一体いつ、どうやって止めればよいのか、ご紹介します。
電気を止めるタイミングについて紹介
いつ止めるべきかは状況によってさまざまです。たとえば、電気から見ていきましょう。電気の場合、通常は止めるタイミングは受け渡し日で構いません。止めたい場合には電気会社に電話して、止めてもらいたい日を指定しましょう。立ち会いが不要なことが多く、電話すれば電気を止めてくれますし、請求書も後で送られてくるので支払えば手続き完了です。
しかし、不動産買取物件によっては電気を休止すると問題になることも。たとえば、ビル等の場合には電気を休止するとクーラー等も泊まってしまって、施設にダメージを与えてしまいます。
このため、事前に買受人と交渉して、電気は受け渡し日以降もある程度は止めないようにしたほうがよいケースもあります。これは不動産買取業者により異なるので、状況次第で対応してください。また、電力会社に事情を相談すれば、電気を止めた後も最低限の施設管理のための電気は利用できることもあります。
水道を止める際の注意点について
水道は受け渡しよりもはるか前に止めても問題ありません。不動産買取を依頼する物件を利用しなくなったら、もう止めてしまって良いでしょう。 しかし、水道はややトリッキーなのが特徴です。例えば、寒冷地だと水道を止めると配管が凍結して駄目になることがあります。
配管が凍結して駄目になると、後で瑕疵責任を問われたりしてトラブルになることも。千葉で不動産買取を依頼する場合にはこうしたトラブルは少ないものの、千葉でも房総半島の山地ともなると凍結の心配がある地域もあります。
だからこそ、念には念を入れて冬場に受け渡しする場合には凍結防止のための処置をしておくことが必要です。水道を休止する際には立ち会いが必要になることが多いため、ガス等を合わせて一緒の日に休止すると立ち会い等の手間も少なくなってくるので便利です。水道を止めたら水抜きもして二次被害等が生じないようにしておくことも必要です。
ガスを止める場合には何に気をつけたら良いか
ガスは売る物件を使わなくなったら止めてしまって構いません。水道と同じ日に止めてもよいでしょう。しかし、物件を売る際には下見見学者について気をつけておかないといけません。ガス機器が使えるか確かめたがる人も多いですから、下見が終わるまではガスを止めないでおくのもありです。
ガスを休止する際には立ち会いがほぼ必須でもあります。二度手間をなくすためにも、水道等のように立ち会いが必要となるものと一緒に休止することをおすすめします。 立ち会い日のスケジュールリングは揉めることが多いものでもあります。業者によっては数日前に連絡しないとガスを止めてくれないこともあるので、なるべく早めに連絡しましょう。
ちなみに、光熱費の精算の関係もあり、よりお得に止めたいならば休止するタイミングを工夫することもおすすめです。たとえば、ガス会社の基本料金を節約したいならば、月を跨ぐ前に契約解除しましょう。1日を跨ぐと基本料金がかかるガス会社の場合には、31日までに契約解除しておくべきです。
千葉で物件を売る際には上記で紹介したようなことも気をつけておかないといけません。特に立ち会いが必要となる場合には早めに連絡して予約しましょう。受け渡し日までにガス等を止められないと、何かと面倒なことにもなってきますから気をつけておきたいところです。また、凍結等にも注意して問題なく物件を売却していきましょう。