マンションの買取・売却にお悩みの方
住替、転居、相続などで不要なマンションができた場合はどうすればいいのでしょうか?
「誰かに貸しては?」という意見もあると思いますが、住替の方は売らないと新しい住まいが買えない方のほうが多いでしょう。その他の方も「管理がめんどう」「物件が遠いので不安」など、売ってしまったほうがラクなケースも多いことでしょう。
いろんな意見があると思いますが、わたしは人口減少による供給過剰状態等でマンションも空き物件が増えていますので、早めに手を打つのが得策ではないかと思います。
売るとしたらどれくらいで買取ってくれるのか?どういった場所が人気なのか?どんな不動産業者がおすすめか?そんな疑問にお答えします。マンションの買取や売却でお困りの方、ぜひ参考になさってください。
売れるマンション売れないマンション…マンションの種類も様々!
青山などの都心部でもない限り、中古マンションは空き部屋が目立っています。人口減少傾向の日本において、千葉県も例外ではありません。中古マンションは供給過剰であり、その傾向は時代と共に顕著になってきています。そんな中、売れている中古マンションはどのようなマンションなんでしょうか?
■売れるマンションの条件
1 都心へのアクセスがいい
2 駅から徒歩15分圏内
3 近隣に便利な施設がある
4 緑が多い、閑静など、住環境がいい
5 大手ゼネコンが建てた物件である
6 ある程度の規模・住戸数を有している
7 外観、アプローチ、エントランス、ロビーなどに高級感がある
8 築年数が11~15年(2001~2005年に分譲。広めのお買い得物件が多い)
9 専有面積が広い。広いリビングを中心にし、部屋数が多い
10 メンテナンスが行き届いている
11 共有施設が充実している。豪華である
要するに売れるマンションとは「資産価値の高いマンション」ということです。この条件の逆の中古マンションが売れないマンションということになりますね。そしてマンションの種類によって、ニーズが変わってきます。
【建物規模による種類分け】
■大規模マンション
・高層型タワーマンション
・棟型複合マンション
■小・中規模マンション(低層型マンションを含む)
【世帯規模による種類分け】
■ファミリー向けマンション
■DINKS向けマンション
■シングル向けマンション
マンションの種類によって売れる対象も変わることを意識して、売却の戦略を立てましょう。売却依頼する業者さんは宣伝手段が多いか、地元の不動産事情に通じた業者、顧客の多い業者がおすすめです。
人気のエリア、買取相場など
一戸建てと同じくマンションも浦安市、市川市、船橋市、松戸市、習志野市、柏市、千葉市の物件が人気ですが、都心から遠い郊外に多い棟型複合マンションに関しては、都心からのアクセスがさほど良くない地域でもニーズがあります。(子育ての利便性のため)
ファミリー向け物件の相場は浦安市3500~6000万円、市川市2300~4500万円、船橋市1800~2800万円、松戸市1300~2600万円、習志野市1200~4000万円、柏市1800~3200万円、千葉市1000~4200万円ですが、条件によって大きく変わってくる可能性もありますので目安と考えてください。
まとめ
マンションは一戸建てと違って毎月の管理費や修繕積立金が発生してしまいます。つまり要らないマンションを持っていればいるだけ損をするということ。
さらに中古マンションの供給過剰が今後も顕著化するリスクを考えると、「要らないマンションは機会を捉えてできるだけ早めに買取ってもらう、売却してもらう」のが鉄則と言えるでしょう。
売却でなかなか売れないなら、不動産買取業者に買取ってもらうほうが、かしこい選択かもしれませんね。